最近になって娘が着装を勉強してみたいと、私の所に相談に来ました。
これには、びっくりしました。というのも娘はアウトドア派であり、またサーファーで、休みごとにあちらの海、こちらの海と出かけ、海にいる方が多く、きものに興味を持つなどと思わなかったからです。
娘が本気で着装をやってみたいとわかった時は、正直うれしい気持ちでいっぱいになりました。
私の経験を話し、装道を薦めますと是非行ってみたいということになり、お世話になっています。
また私も、もっときものや礼法について勉強したいという思いを実現するために、再び教室に通わせて頂くことになり、新たな発見や喜びを見つけ出しています。
そして、娘と共通な趣味を持ち、親子二人毎回楽しく通っています。
私が教室に通学を始めて6年が経ちます。
装道との初めての出会いは、認可教室の先生で、通信教育を進められましたが、当時は時間に余裕がなく行くことができませんでした。
しかし、子供に手がかからなくなり、母が本校に通っていて母のすすめもあり、もう一度勉強して今、自分がきものを着装できることに喜びを感じています。
これからも日本の民族衣装であるきものを大事に伝えていきたいと思っております。
私と装道が出会ったきっかけは母からの勧めでした。
当時学生だった私に「視野を広げ様々な世界をみなさい」と言われ、自分できものを着たいという気持ちと少しは自身を変えられたらという理由で装道の礼法と着装を習い始めました。
初めて先生にお会いしたその時その存在感と美しい立居振舞いに今まで感じたことのない感動を受けたのを覚えています。
様々な方との出会いや先生方に対する尊敬から自然と人に接する考えや価値観が変わり、周囲からも変わったと言われるようになりました。
これからも努力をし、まだまだ学ぶ事は沢山ありますが、私にとって装道は本当に大きなプラスになったと感じています。